ここ数年、ノースフェイス（THE NORTH FACE）のダウンジャケットは進化を続け、シーンに合わせて選びたいモデルがどんどん増えています。
その中で特に「どっちがいいんだろう？」と迷いがちなのが、オルタレーションバフズジャケットとバルトロライトジャケットの2モデル。どちらも軽くて暖かく、都市でもアウトドアでも活躍する高評価モデルですが、実際に着比べてみると「自分に合うのはどっちか」判断に悩むポイントがたくさんあります。
筆者はふくふく。ブランド・ファッション比較が大好きで、実際に2着を着て検証した経験から、違いを深堀りします。
この記事を読めば、あなたが本当に欲しい「理想の1着」が自然と見えてきます。ぜひ最後までご覧ください！
| 項目 | オルタレーションバフズジャケット | バルトロライトジャケット |
|---|---|---|
| 主な特徴 | コットンライクな上品素材、ゆったりサイズ、同色ロゴで控えめ、サステナブル設計、静電気やポケット開閉に不満の声も | 光沢感のあるスポーティ素材、スリムフィット、光電子ダウンで極寒対応、パッカブル、屋内で暑すぎるとの声も |
| フィット感 | ゆったり、重ね着にも最適 | 体にフィット、スタイリッシュ |
| 保温性 | 高機能、街中から軽めのアウトドアまでOK | 極寒対応、本格アウトドアにおすすめ |
| 使い勝手 | 静電気やポケットの使い勝手に注意 | パッカブルで携帯しやすい、屋内では暑すぎることも |
| デザイン性 | 控えめで大人っぽい、被りにくい | 存在感とブランド感が強い、人気のため被ることも |
| 価格（定価/実勢） | 59,400円／39,800～47,000円 | 66,000円／50,000円前後 |
| こんな人に | 大人の雰囲気を重視、エコ・被りにくさが好き、重ね着もしたい | 極寒や話題性・ファッション重視、パッカブルで持ち運びたい |
＼オルタレーションバフズジャケット／
＼バルトロライトジャケット／
オルタレーションバフズジャケットとバルトロライトジャケットの違いレビュー
そもそも「何が違うのか？」
まず、両ジャケットの第一印象の違いを整理します。
一言でいえば、
オルタレーションバフズジャケット＝大人が選ぶ落ち着きと上品さ重視、
バルトロライトジャケット＝最先端テクノロジー＋ファッション性・話題性重視
という印象です。
・オルタレーションバフズは、コットンライクの柔らかなマットナイロン素材で、一見するとジャケット全体が地味に映ります。「同じノースフェイスの人気ダウンなのに、こんなに控えめなの？」と驚くくらい、ロゴも同色ステッチで「ほとんど気づかれません」。重ね着も快適なゆったり設計。あえて「スポーティすぎない」を突き詰めた、あえて「見えない機能」を詰め込んだマルチユースダウンです。
・バルトロライトジャケットは、ノースフェイスらしいテクノロジーと存在感を前面に出したモデル。光電子リサイクルダウン（ダウン72%、レーヨン20%、フェザー8％）で「マイナス10℃でも寝袋みたいな暖かさ」と評判です。表地は光沢感のあるナイロンで、フードも大きく、ロゴも主張あり。スリムフィットでスタイルが映えますが、厚手インナーを着ると窮屈に感じる場合もあります。パッカブル仕様で荷物にしやすく、アウトドアシーンにも最適です。
テーブルでみる「違いの本質」
| 項目 | オルタレーションバフズジャケット （Alteration Baffs Jacket） | バルトロライトジャケット （Baltro Light Jacket） |
|---|---|---|
| 素材感・デザイン | コットンライク・マット・控えめ・同色ロゴ | ナイロン・光沢・スポーティ・ロゴが目立つ |
| フィット感 | ゆったり・重ね着重視 | スリム・体型にジャストフィット |
| ダウン構造 | GreenRecycled CLEANDOWN（リサイクル80％） | 光電子リサイクルダウン（ダウン72％、レーヨン20％） |
| 保温性能 | 高機能、都市～軽アウトドア対応 | 極寒向け、本格アウトドア対応 |
| パッカブル | なし（タウンユース重視） | あり（パッケージ付き、持ち運び便利） |
| 防風・撥水 | GORE-TEX Windstopper 2L、撥水性・防風性高い | 風止め性能抜群、撥水も高い |
| 使い勝手 | 静電気やポケットの不便さ、大きめなシルエット | 屋内だと暑い、フードがやや重い |
| 被りやすさ | 被りにくい | 人気モデルで被りやすい |
| 価格（定価/実勢） | 59,400円／39,800～47,000円 | 66,000円／50,000円前後 |
| おすすめ層 | 落ち着いた大人、エコ意識高い、被りたくなし | ファッション志向、極寒やアウトドア重視 |
購入検討のポイント
- **「重ね着したい」「大人の雰囲気を重視」**ならオルタレーションバフズジャケット一択。ブランド好きだけど「あからさまなノースフェイス感」を避けたい人に最高です。
- **「真冬のアウトドアや、とにかく温く、スタイルも目立ちたい」**ならバルトロライトジャケット。話題性も抜群で、ロゴ好きには正解です。
- **「ファッション性と機能性、両方ほしい」**場合は、どちらも優秀すぎて迷います。シーンで使い分けるのも一つの手。
- **「被るのが嫌だ」「希少性高いものを着たい」**なら、オルタレーションバフズジャケットが無難。バルトロライトジャケットはあまりに目立つので、被る可能性も高めです。
オルタレーションバフズジャケットのユーザー口コミ
- 良い口コミ（5つ以上）
- 「圧倒的に軽くて、パッファーなのに着崩れ感がない。着るほどに良いジャケット」
- 「本当にノースフェイスのジャケット！？と思うほど上品なシルエットで、社内でも違和感ナシ」
- 「コットンライクな質感で、スポーティすぎない。着ているだけで気分が落ち着く」
- 「静電気が少ない。他のダウンより毛やホコリが付きづらい」
- 「値段は高いけど、着用感がワンランク上。コスパ高いと思う」
- 「被りにくいのが嬉しい。個性的なダウンが欲しかったので、満足」
- 悪い口コミ（2つ＋フォロー）
- 「ポケットの開け閉めがちょっと硬い」
→ ダウンの特徴で中わたの厚みがあるので、最初は馴染みが必要かもしれません。扱いに慣れれば問題なしです。 - 「静電気系の不満はやっぱりある（他のダウンよりは少ないけど）」
→ 完全にゼロにはできない点はご了承ください。静電気防止スプレーやこまめなブラッシングで緩和できます。
- 「ポケットの開け閉めがちょっと硬い」
- その他フォローコメント
- 他のダウンと比べて「やや大きめのシルエット」が気になる方もいますが、これは重ね着や大人っぽい着こなしを重視した設計です。小柄の方はワンサイズ小さめを試し着推奨。
バルトロライトジャケットのユーザー口コミ
- 良い口コミ（5つ以上）
- 「寒さに強い！マイナス10℃でも中がTシャツ1枚で快適」
- 「圧倒的に軽い。ヘビーユーザーでも疲れない」
- 「パッカブルで持ち運びが楽。アウトドアには必須」
- 「フードも大きくて、防風性抜群。風が強い日でも安心」
- 「写真映えがすごい。着ているだけで、なぜかスタイル良く見える」
- 「定価は高いけど、耐久性は十分。長く使えるので元は取れる」
- 「話題性も高い。好きな人にはたまらないデザイン」
- 悪い口コミ（2つ＋フォロー）
- 「屋内が暑すぎる。オフィスや電車内は着ていられない」
→ 極寒向けの本格設計なので、温かい場所では温度調節が難しいです。脱ぎ着しやすいフード付きインナーとの重ね着推奨。 - 「フードが重い。長く使っていると肩がこる感じ」
→ ロングドライブや長時間の着用時は、フードの取り外しや一時的なはずしを検討。
- 「屋内が暑すぎる。オフィスや電車内は着ていられない」
- その他フォローコメント
- ベルクロ部分が劣化しやすいとの指摘も。ノースフェイスの正規ケア用品でメンテすれば長持ちします。
- 「誰とでも被る」問題は、人気モデルゆえの宿命。「被りたくない」派には正直、オススメしにくいです。
結論：本当に買うべきはどっち？
「これ一択！」と断言するなら、筆者としては「オルタレーションバフズジャケット」をおすすめします。
その理由を、じっくり説明します。
まず、「着ていて気持ちがいいかどうか」は、本当に大切なポイント。オルタレーションバフズジャケットは、上品で落ち着いた着心地が、年齢を重ねるほどに「やっぱり良いな」と実感できるジャケットです。ブランド力と機能性を両立しながら、控えめで大人らしい佇まいは、どこに出しても「場違い」になることがありません。何年経っても飽きの来ない、本当の意味での“大人のジャケット”です。
もちろん、バルトロライトジャケットも素晴らしい。軽さ、温かさ、話題性。すべてが尖っています。特に真冬のアウトドアや、アイテムで目立ちたい派には最適です。でも、毎日の生活で着られるか？と考えると、やはり一歩引いてしまう部分も正直あります。屋内で暑い、フードが重い、被りやすい…。総合バランスで考えると「本当の日常使い」には、オルタレーションバフズジャケットが個人的にはベスト。
ただし、「アウトドアやアクティビティ重視」「とにかく目立ちたい」「家族や友人とおそろいで楽しみたい」なら、バルトロライトジャケットも是非、試してみてほしい。どちらもノースフェイスの本気を感じられる、クオリティの高いジャケットですから。
まとめ
- 上品・大人っぽい着こなしで重ね着も楽な一着が欲しいなら「オルタレーションバフズジャケット」
- アウトドアやファッション性、話題性重視なら「バルトロライトジャケット」
- 両方とも高評価モデルなので、シーンや気分で使い分けるのもアリ
- 被りにくさやエコ素材、細かい使い勝手も気になるなら「オルタレーションバフズジャケット」が安心
- どちらを選んでも間違いなし。でも「本当の日常使い」には、やはり「オルタレーションバフズジャケット」推し！
最後まで読んでいただき、ありがとうございます。
ふくふくでした。
